2010年6月12日土曜日

進まぬ海外への広告オフショア

今の時代広告の制作は日本国内で行う必要がない。もっと人件費が安い国で、日本よりも高いクオリティーで作れたりする。例えばルーマニアで制作されたこのコマーシャル・フィルムはかなり高いクオリティーを持っている。(代理店はYoung & Rubicamだが)



実はルーマニアはヨーロッパで最も映像技術が発達していてハリウッド映画がルーマニアで制作されたというケースもある。その中でも特に有名なのはニコールキッドマンとジュード・ロウが主演した「コールドマウンテン」。

その流れに乗って広告もルーマニアで制作されることは珍しくなくなってきた。Web制作はウクライナなども強かったりする。

日本では、海外で制作すると逐次クライアントに進捗を確認してもらうことが難しくなるというのが理由でオフショアは進んでいない。また海外で作られるものが若干日本のテイストと異なるのも一つの要因になっている。

しかし、今後この流れが日本に来るのも時間の問題だと思う。Webの発達で安い価格で動画広告等を流すことが可能な環境が整ってきている昨今、予算の少ない企業が一流の動画、Web、紙媒体広告を希望してきた時には制作費を下げる現実的な対策がオフショアだから。

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