2010年7月29日木曜日

Olympusの広告

カメラの頑丈さと耐水性をアピールする凄くシンプルだけれど効果的な広告













Advertising Agency: Mullen, Boston, MA, USA
Executive Creative Director: Mark Wenneker
Group Creative Director: Michael Ancevic
Group Creative Director: Stephen Mietelski
ACD/Copy: Ted Jendrysik
Sr. Art Director: Tim O'Malley
Digital Designer: Josh Bean
Developers: Steve Haroutunian, Louis Gentile, Joey Tomaino
Exec Dir. of Integrated Broadcast: Liza Near
Executive Producer: Zeke Bowman
Digital Producer: Lindsey Miller
Group Account Director: Drayton Martin
Account Supervisor: Jessica Zdenek
Editor: Jessica Pearson/Toar Winter
Producer: Jamee Sheehy
Production Company: Picture Park (Boston, MA)
Executive Producer: Mark Hankey
Producer: Derek Emanuel
DP: Patrick Ruth

2010年7月17日土曜日

海外向け広告を国内で作るべきじゃない

 


日本企業が多く海外に進出するにつれ、外国向けの広告を日本の広告代理店が作る機会も増えている。
ただ、いつも気になるのは国内の広告チームが国内向け広告を作る時、一緒に海外向け広告まで作ってしまうこと。

この国内で作ってしまう問題点は二つ

1・現地の人が広告にどう反応するか十分に把握していないスタッフが制作することになる。

2・魂のないコピーができあがる。(日本の広告を直訳しただけのコピー)




1・現地の人が広告にどう反応するか十分に把握していないスタッフが制作することになる。

国によって好まれる色使いが異なる。例えば情熱を表す色が日本では赤色でもニュージーランドでは黒色だったりする。

またヨーロッパ諸国では名詞に女性形と男性形があり、それによって活用形が変わってくることは周知の通り。
ただ、国によって同じ単語でも女性形になったり男性形になったりする。
例えば「太陽」はフランスでは男性名詞、しかしドイツでは女性名詞となる。

つまり、太陽を広告の中に登場させた場合、ドイツ語圏とフランス語圏では文脈を変える必要がある。
ドイツで太陽をだすと女性らしさを印象づけるためである。



2・魂のないコピーができあがる。(日本の広告を直訳しただけのコピー)

これがよく忘れられるがかなり重要。
例えば上ででてくるUNIQLOの広告は英語としては正しい。ただインパクトがないのだ。
翻訳家が日本語の広告を直訳しただけのものなのでしょうがないと言えばしょうがない。

ただ、あくまでもこれは広告だ。文法的に正しいだけでは意味がない。(もっとも、会社によっては日本人翻訳家を雇って不自然な英語を使ってしまっているケースも多々あるが)コピーは英語のプロでなく、コピーのプロが作るべきだ。



これらの問題の解決方法はただ一つ、現地の広告のプロがチームに加わる必要がある。そしてこれは別に現地に支店を持たなくても簡単にできてしまう。現に私の会社FEELS LIKE ORANGEはルーマニアのプログラマーと連携してwebサイトの細作を行う。

インターネットの登場で海外の離れた場所にいる人と一緒に仕事をすることが容易になったからだ。もちろん一回は仕事前に提携する企業の実態を現地に訪れて確認する必要はあるが、それでもコストは大幅に低くなっている。

今後、日本が世界第2の経済大国でなくなってしまった以上、海外でどれだけ成功するかが重要になってくる。その時に製品だけでなくマーケティングも国際化していく必要がある。



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2010年7月5日月曜日

2kgのシャッツは15%多く売れる

ブラジル代表のサッカー・ユニフォームに2kgの重しをくっつけて売る実験。その時の実際に商品を手に取るお客さんの反応を映している。これで売上げが15%上昇するという結果をだしたとのこと。

実際、重くするだけで消費者に高級感やその価値の大きさを印象づける効果があるとされるが、それがよく実証された例。




Advertising Agency: Salles Chemistri/Sao Paulo/Brazil
Creative Directors: Hugo Rodrigues, Victor Hayashida
Art Director: Nelson Costa, Erico Braga
Copywriter: Cristiane Parede
Published: March 2010

2010年7月3日土曜日

AT&T a whole new world

AT&Tの映画館内での広告。

映画を見に来た人に映画風の広告を見せるというのは戦略として面白い。確実に全てをじっくり見てくれるし、環境的にも何か新しい新しいものを受け入れられやすい場所なので。

しかもこの広告は今はやりの3Dで見える映像となっている。(このブログ上のは2Dだが)

2010年7月2日金曜日

Virgin Mediaの携帯CM

映像の美しさが印象的な広告。

ただ、肝心のVirginの携帯がエンタテインメントに優れているという訴求ポイントが分かりにくくなっているのが気になる。さらに最後までみないとVirginの広告であることが分からない。

アートとして優れているが、広告なら会社のロゴや携帯自体へのクローズアップなどのシーンを差し込む必要があるのではと思ってしまう。





Title: Fantastic Journey, Company: RKCR/Y&R, Client: Virgin Media, Award: Yellow Pencil

2010年7月1日木曜日

HIV治療薬を飲む女性の90日間の記録

HIV治療薬を90日間飲み続けた女性の映像記録。薬が手に入れば劇的にHIVは治せることを強く訴えかける効果的な広告




Advertising Agency: Olgilvy, Johannesburg, South Africa
Chief Creative Officer: Fran Luckin
Executive Creative Director: Gerry Human
Creative Director: Bridget Johnson
Copywriter: Stephanie van Niekerk
Agency Producer: Lisa Wides/Debbie Dannheisser
Advertiser’s Supervisor: Sylvia de Jager
Account Manager: Patience Jolingana
Account Supervisor: Louise Johnston
Production Company: EGG FILMS Cape Town, South Africa
Director: Kim Geldenhuys
Producer: Kerry Hosford
Editor: Kobus Loots
Music: Artist/Title: Leah Siegel, Human
Art Director: Robyn Bergmann/Vidette Kay
Post Production: Black Ginger