少々古い記事だけれどもProduct Redの実績が分かりやすいのでThe Independentの記事を紹介。
市場導入後の半年間での寄付金獲得額は2千5百万ドル。それに対して、市場導入にかかった広告コストは4千万ドル。
この数値を見て、多い批判は広告費よりも寄付金が少ないのは偽善的!こんな自社の商品を寄付を絡めて買わせるよりも、直接寄付をさせる方がただしいという批判は多くあがっている。
それに反論する数字がある。Product Redが寄付している世界基金の発表によると2008年には民間(企業、個人両方を含む)からの寄付が7100万ドルであったが、そのうちRedは5400万ドルと半分以上を占めている。その他にもAmerican Idolが1000万ドルなどのまとまった寄付をしていることを考えると、個人の寄付を大きくProduct Redは上回り、その社会的重要度がよく分かる。
世界基金の2008年年次報告
そして今現在Product Redは1億4千万を累計で寄付している。寄付される側もする側も両方がWin Winの関係を作れるCause Related Marketingの最も優れた成功例だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿